やる気が出ない!人間だからそんな時があるのは当たり前!
だからこそ、やる気が出ない時に、どのように行動するかが、とっても重要になると僕は強く感じています。
また、『やる気』というのは、『瞬間的・短期的なやる気』と『長期的なやる気』の2つがあります。
今まさにやる気がでない、でも、今すぐやる気を出してやり始めなきゃ!というのが『瞬間的・短期的なやる気』。
短期的なやる気を引き出したところで、そのやる気を維持し続けないと結果は出せません。なので、やる気を維持し続ける事が『長期的なやる気』と言えます。
この記事では、後者の方、やる気を維持し続ける『長期的なやる気』についてまとめています。
今すぐやる気を出す『瞬間的・短期的なやる気』を出す方法の記事はコチラになります。
では、英語学習を中断させることなく継続させる方法を説明していこうと思います。
目次(タップでジャンプ)
英語学習のやる気を持ち続けるには?
一時的にやる気を高めて、英語学習を始めるのはそんなに難しい事ではないかもしれません。ですが、そのやる気を長期間に渡って持ち続けるのは意外と難しいものです。
難しいからこそ、何かしら「意欲を持ち続ける仕組み」を意図的に作ったが良いです。そうすることによって、英語学習の成功率、つまり英語が話せるようになる可能性が上がります。
それでは、意図的にやる気、意欲を維持する方法を紹介します。
2.計画を立てる
3.周りの人達に宣言する
4.記録をつけて見える化する
5.英語学習仲間をつくる
6.自分にご褒美を与える
7.恥をかく
8.やらざるをえない環境に身を置く
それでは、ひとつひとつ具体的に説明していきます。
1.明確な目的意識を持つ
あなたは何を目的に英語学習を始めたのでしょうか?
この目的が明確であればあるほど、目的に対する欲求が強ければ強い程、それだけで意欲を維持し続ける事ができるでしょう。それはつまり、英語を話せるようになる可能性が高まるという事です!
今一度、英語学習を始めた目的を思いおこしてみてください。
もし目的がなければ、何か作ってみましょう。
それがモチベーションになります!
目的というのは、現実的に可能性があるもので、手が届きそうなものにして下さい。
例えば、
・外資系企業に転職して年収を上げる
・外国人の友達をたくさん作る
目的を意識するだけで 『やらなくちゃ!』という意欲に火がつくと思います。
『やらなくちゃ!』という意欲が起きなければ、それは英語学習を継続するためには、目的が少し弱いのかもしれません。その場合は、英語を話せるようになったら何をしたいか?「できるだけ楽しい事」を考えてみて、それを目的のひとつとして加えてみて下さい。
そして、その目的を紙に書いて、それを自分の部屋に貼るとか、スマホで定期的に表示させるようにするとか。目的を意識せざるをえない状況にするのが良いと思います。
目的を意識するだけで、ほんの少しでも意欲が湧き上がる感じがするなら、その目的を頻繁に目にする環境を整えた方が良いでしょう!
そんなに手間のかかることじゃないので、早速今それをやってみましょう!
2.計画を立てる
目的がハッキリしていれば、自分がどの位の英語力を目指せば良いかもわかりやすくなると思います。
例えば、以下のようなレベル分けした時に、自分の現在のレベルと、目的に照らし合わせて、目標とするレベルを判断できるようになります。
(B) 文章は作れないが、知っている単語で意思表示できるのみ。
(C) 文法の間違いは多いが、知っている単語をつなぎ合わせて簡単な事なら意思を伝えられる。
(D) 文法の間違いはさほどなく、ゆっくりと時間をかければ言いたいことはほぼ伝えられる。
(E) 英語特有の表現がわからないことも多いが言いたいことは瞬間的にほぼ伝えられる。
(F) ネイティブ並にペラペラとなんでも話せる。
なお、目標のレベルに達するまでに、どのような事を意識して何を勉強すれば良いのかといったことを別記事でまとめていますので、そちらも読んでみてはいかがでしょうか?
一般的に、英語学習は目標に到達するまでに、非常に長い時間がかかります。
ということは、はるか先のゴール地点だけを意識していたのでは、日々の学習もマンネリ化して、刺激がなくなり、意欲が徐々に減っていくおそれがあります。
だから、ちょっと手を伸ばせば届くような中間ゴールをいくつも設定して、そこに向けて努力するのが良いと思います。それが、マンネリ化防止、学習の刺激にもなります。
例えば、以下のようなことです。
1ヶ月後にカフェで英会話をするイベントに参加する(初心者テーブル)【これを実現するための中間目標】
・音読のテキストを2週間以内に1冊終わらせる
・瞬間英作文のテキストを1ヶ月以内に1冊終わらせる
・英語で自己紹介が出来るように練習する
ポイントは、自分が少し頑張ればできそうな事を中間ゴールに設定すること。また、そのゴールの期限をそんなに遠くない未来、大体2~4週間後くらいに設定して、結果がすぐ分かるようにすることです。
そして、中間ゴールで良い成果を得るために、いつまでに何を成すべきか計画を立てましょう。上記では中間目標として3つの例を記載しています。
中間ゴールで良い結果が出ればモチベーションが上がるでしょうし、悪い結果でも、自分の弱点などがわかり次へとつながります。
そういった感じで、中間ゴールをいくつも達成しながら、最終ゴールに向かって行くようにしましょう。
中間ゴールでの達成感を味わうたびに、何かしら新しい学びや、刺激があるでしょうから、英語学習の意欲を維持しやすい状態が続くことになります。
最初のうちは、中間ゴールをごく簡単なものに設定して、小さい成功体験を積み重ねることも大事だと思います。そういったプチ成功体験を重ねる事で、その行動が習慣化されます。
行動が習慣化されると、行動しないと逆に気持ち悪い感じになり、イヤでも行動するカラダになってしまいます(笑)。
3.周りの人達に宣言する
文字通り、あなたの周りの人達に、自分が英語学習中であることを宣言することも、継続のための良い方法です。
なんといっても、人に言った手前、簡単に止めるわけにはいかなくなりますからね。
・やらざるをえない状況を作り出す!
といった感じでしょうかね。
4.記録をつけて見える化する
これもモチベーションの維持には大きな効果がありますね!
例えば、定期的にTOEIC(リスニング&リーディング)を受けて、得点の伸びを記録していくというのが、英語学習における典型的な見える化でしょうか?
ただし、TOEIC受験は結構お金も時間もかかりますので、もっと安くて英語力を測れるテストを定期的に受験しても良いと思います。
このブログでは、そのようなテストとして、CASECとe-Testを紹介しています。
それでは、どのような事をすれば良いかというと、Studyplusというサービスを利用するのが個人的にオススメです。PCでも利用できますし、スマホアプリもあります。
⇒StudyplusのWebサイト
このサービスは、学習内容を見える化でき、学習仲間も見つけることができるSNSのようなものです。
学習教材を登録して「それを何時間学習したか」という事を簡単に記録できます。それが、学習内容と学習時間の見える化となります。
具体的にどういう学習を何時間したかというのがひと目で分かるようになります。努力の結果が時間という数字で残るだけで、意外とモチベーションが上がるものです。
また、Studyplusで残していった記録は、「勉強時間の配分を考え直す」「勉強時間の効率化」などといった、様々な事に利用できる材料となります。
さらに、Studyplusでは、同じように英語学習をしている方もたくさん登録していますので、そういった方々と学習仲間として交流もできます(しなくても良いですが)。学習仲間の頑張りを見ることができますので、触発されてモチベーションが上がる可能性が高いです。
なお、studyplusのWebサイトを見ていると、大学受験向けのように見えますが、大学生、社会人の方も多く登録していますので、その点はご心配無用です。私も利用していました。(今は放置中ですが)
また、学習初期段階ですと、英語力の伸びが感じられやすいです。2週間~1ヶ月毎にご自身の英語力をチェックしてみましょう。
リスニング、リーディング、スピーキングについて、前回チェック時より何か上達した部分はないか、主観的で良いので考えてみて記録をとっていきましょう。Studyplus、ブログ等、わかりやすいように記録を残していきましょう。
上達を感じられると、当然やる気・モチーベションが上がる事でしょう!
5.英語学習仲間をつくる
同じ志を持った学習仲間を見つけて、一緒に頑張って行くのも、やる気の維持にとても効果的です。学習仲間が頑張っている姿を見ることで「自分も頑張らなくては!」という意欲が湧き起こる事でしょう。
英語学習仲間の作り方としては、以下のようなものがあります。
『4.記録をつけて見える化する』で、詳細を述べていますのでそちらをご参照下さい。
⇒英語初心者から参加できるカフェ英会話とは?(執筆予定)
6.自分にご褒美を与える
「2.計画を立てる」で、中間ゴール、中間目標を設定して下さいと書きましたが、中間ゴール、中間目標を達成した時の『自分へのご褒美』も考えてみてください。
そして、このような小さな目標を達成するたびに、ご褒美を自分に与えてください!
私の場合は、小さい子供もいましたので、なかなか自分の時間をとれない状況でしたが、このご褒美に関しては、妻に協力してもらい『おしゃれなカフェで読書』という自分の中では至福の時間を、ご褒美として頂いていました(^^)。
この至福の時間を得るために、必死に努力できました!!
とはいえ、読んでいたのは、英語の本だったので、ある意味勉強だったんですけどね(笑)。
ちなみに、ある程度英語力が上がってきたら、英語学習者向けの英語の本を読むことも良い事です。物語を楽しみながら英語を学習できます。これは別記事で紹介する予定です。
⇒英語初心者でもできる英語多読!どのように進めるべきか?(執筆予定)
7.恥をかく
えっと、これは強烈ですね(笑)。
恥をかいてへこんでしまい、英語学習を挫折してしまっては元も子もありません。ですので、これは、精神的にタフな人向けです。
私自身、英語がまだまともに話せない時、英語を話さなければいけない会議に無理やり出席させられた事があります。自分の会社のメンバー、協力会社の方々、取引先の方々が一堂に会する会議でした。
発言を求められ話し始めたものの、英語でどう表現すべきかわからないところで沈黙、少し話してまた沈黙、最後には自分でも何を言っているのかよく分からなくなり、同僚に助けを求める事になってしまいました。
もう顔は真っ赤になり汗が吹き出して、ほんとにひどい恥をかきました。
ですが、このような経験が、英語学習に対する強烈なモチベーションを生んでくれました。何回かこのようなひどい経験を味わいましたが、その都度、「もうこんな思いは二度とごめんだ」「見返してやる」という思いから、死にものぐるいで学習して、上達が加速したことを覚えています。
つまり、英語が話せなかったことで、「早く話せるようになりたい」という強烈な感情を生み出すケースがあります。そのケースが「恥をかく」というのが多かったかなと個人的に思っています。
当時は、その「恥をかくこと」で本当にイヤな気持ちを味わったものですが、今では良い思い出に変わりました。
8.やらざるをえない環境に身を置く
いやでも英語を使わなくては行けない環境に身を置けば、英語が上達する可能性が高いのは誰でもわかることでしょう。とはいえ、これも「7.恥をかく」と同じように、かなりの荒療治なのかもしれません。
私の場合、英語力ゼロだったにも関わらず、急に英語が必須の部署に異動させられたことがあります。最初の数ヶ月は英語が理解できずに本当に大変でした。
英語学習の意欲を維持しようとか考える以前に、「英語学習をしなければならない」状況でしたの、必死に勉強しました。そのおかげで、短期間で英語が理解できるようになりました。
同様に大変なものとしては、
・外資系企業に転職する
等々。
あとは、そんなにツラくないものとしては、
・英会話イベントに参加する
等々あります。
僕自身は、外国人の友達も作りましたし、英会話イベントにもかなり参加して、英会話力上達にとても良い効果があったと思っています。
その他にも色々あると思います。要は、自分の意思とは無関係に、英語を絶対使わなくてはいけない状態に自分を追い込むという事です。
まとめ
さて、英語学習の意欲を維持する方法を8個紹介させていただきました。
私自身は、これら8個全てを実践してきました。中には、したくないけどそうなってしまったというのもありますが(笑)。
これら8個全てを実践しなくてはいけないという訳ではありませんが、最低限
2.計画を立てる
この2つは実践すべきと思います。
そして残りの6個は、自分が出来るものを実践すれば良いと思います。
ただ、何度も繰り返すことになりますが、英語を話せるようになるためには「やる気・意欲を維持すること」が一番重要だと個人的には思っています。
ですから、お金がかかるとか、手間がそんなにかからないのであれば、やらないよりやった方が絶対良いです。やった分だけ、英語が話せるようになる確率が上がると思いますからね。
さあ、やる気・意欲の引き出し方、維持の仕方がわかったら、英語学習のお話をしていきたいと思います。
以下のページでは、英会話中級レベルに達するまでのとても効果的な学習法を2つ紹介します。
⇒英会話がなかなか上達しない理由は?必ず上達する学習法とは?
当サイトでは、英語力ゼロの方が、英会話ができるようになる方法を紹介しております。目次から気になる記事を参照いただけますと幸いです。
⇒目次