私は、子供のころから、自分の頭の回転が遅いとコンプレックスを抱えていました。おそらく、この記事を見ている方の多くも、そんな悩みを抱えているかもしれませんね。
しかし、そういう思いを抱えていて、どうにかしようと強く思っていればどうにかなるものです!かつての私のように。
今、自分の頭の回転が良くなくて『どうすればいい?』と思っているのでしたら、そのひとつの答えをこの記事でみつけられるかもしれません。
その答えとは、私が自分自身の頭の回転を速くしたいと思って試した方法です。
ちなみに、筆者ナナセはこの方法で、実際、頭の回転が速くなり、3流私立大卒の冴えない状態から、TOEIC200点⇒900点。大手外資系企業のプログラマーとして転職に成功しました。
目次(タップでジャンプ)
過去の私について
過去の私は、あらゆることで要領が悪くて、特に以下のことでとっても悩んでいました。
・そもそも話が思い浮かばなくて何も話せない
・人前で緊張しすぎて話せない(自分の頭の悪さから絶対失敗すると思い込んでいた)
・何か課題を出されると、いつも私が一番時間がかかっていた
一方で、時間をかけて詩を書いたり、作曲したりというのは得意でした。人には得意なものがあれば、不得意なものがあるんだと、自分の頭の悪さはどうしようもないんだと、一時期あきらめてた時もありました。
しかし、何故か、プログラマーという、とても頭をつかう職業についてしまったため。このままじゃダメだ、なんとかしなきゃ、頭の回転を速くしたい!という強い思いが生まれて、試したのが以下の3つとなります。
私の頭を良くした方法とは?
私が、自分の頭を良くしよう、頭の回転を速くしようと試した方法は、実は、何十個とあります。ですが、その中でも、効果が高かったと思う3つをここで紹介したいと思います。
その3つとは、
・0秒思考
・英会話学習
です。
それと、仕事でしていたプログラミングも、実は頭を良くする効果があったと思っています。ひとつひとつどんな事をしたのか紹介する前に、なんで効果があるかを簡単に説明してみようと思います。
この3つの方法で、なぜ頭が良くなるのか?
頭が良い悪いって一体なんだろうって考えると、いろんなことが考えられると思うのです。でも、この記事では、頭の良い悪いは、ずばり、脳の使い方が上手か下手かという事で話を進めますし、ある意味実際にそうだと思います。
人間は、もちろん脳を使ってモノを考えていますよね。で、脳の作りや大きさは人によって違います。もともとの遺伝で、生まれつき脳の作りや大きさが素晴らしい人は、きっと、頭も素晴らしく良いんでしょう。
でも、少なくとも私はそうではなかった。だから、筋トレで筋肉を鍛えるように、脳トレで脳を鍛えたのです。筋肉みたいに見た目は変わりませんが、脳は確かに鍛えられると実感しました。
脳トレと言っても、いろんな種類があるのですが、その中でも、脳のワーキングメモリと言われる部位を鍛える脳トレだと効果が高いと感じました。
脳のワーキングメモリとは、とっても簡単に言うと、脳の中にある作業机みたいなものです。人間は、脳内の作業机に考えたい物事をのせて、そこで色々と考えを進めていくのです。
つまり、その作業机が広ければ、
・同時に複数の事も考えられるので、話の途中で真っ白になりづらいです
とイイことづくめです。
で、重要なポイントなんですが、脳トレによって、この作業机を広くできるのです。まるで筋トレで筋肉を大きくするかのように!この作業机を広くすること自体が、「頭の回転を速くする事」「頭を良くする事」といえるのです。(※厳密には違うのですが、簡潔に説明したいのでこのような表現にしました)
ちなみに、『脳トレ』以外に私が挙げた『0秒思考』『英会話学習』も、脳のワーキングメモリを鍛える効果が特に高いため今回紹介しようと思いました。
正直、『英会話学習』は敷居が高いかもしれません。なので、『脳トレ』『0秒思考』を毎日10分ずつするだけでも構いません。1か月後には、今までの自分との違いを実感できるのではと思います!
では、具体的に私が、何をしたかを紹介しましょう!
どんな脳トレをしていたのか?
私が前の章でお話ししたことは、ワーキングメモリという部位を鍛える脳トレが効果が高いと言いました。ワーキングメモリとは、脳の中の作業机みたいなもの、と言いました。
それを筋トレのごとく、脳トレするのです。つまり、その作業机をいっぱい使うような脳トレです。例えば、作業机に、7桁の数字をのせて、それをひとつずつ足し算したりとか。簡単に思えて、意外と大変だと思います。
実際にこの脳トレ動画を試してみてはいかがでしょうか?
実際に挑戦してみると、脳内の作業机的なものが、使われている感覚はありませんでしたか?それこそが、ワーキングメモリがめいっぱい使われている証拠ですし、それでワーキングメモリが鍛えられるのです。
毎日10分程。1か月くらい続けていけば効果が実感できると思います。ただ、注意点としては、簡単なものを続けても効果は薄いかもしれません。自分にとって、答えられるかどうかギリギリくらいの脳トレを挑戦するのが良いと思います。
0秒思考とは何か?具体的に何をしていたのか?
0秒思考とは、このビジネス書なのですが、正直半信半疑で始めたのですが、めっちゃ効果ありました!これを1日10分。1か月~3か月後くらいには、確実に以前の自分との違いを実感出来ると思います。
かなり大雑把に言うと、何か自分自身に対しての質問をひとつして、それに対しての答えを4~6個瞬間的に答える。という思考トレーニングのようなものです。
という自分自身への質問に対して、瞬間的に答えを書いていきます。できれば、一分以内に、4~6個の回答を完了させることが推奨されています。
・目覚ましのスヌーズまで止めて3度寝しちゃったから
・でも、絶対遅刻できない状態なら遅刻しないと思うけど
・結局、遅刻してもいいやという意識がどこかにあったのでは?
・最近、仕事内容が変わって面白くなくなって意識が低くなってたかも
・自分の仕事に対する意識を引き締めよう!
スマホアプリで0秒思考をする方法!
このスマホアプリは、とてもシンプルですが、0秒思考を進めるうえで必要な機能は全て備えていると思います。(0秒思考の公式アプリは存在しないので、このようなアプリがあって助かります)
0秒思考で回答した内容は、後から検索もできますし、0秒思考にかかった時間なんかもデータとして記録しています。なので、後から「思考速度がどれくらい上がったか」の確認等もできると思います。ダウンロードしたら、下のメニューから「設定」⇒「操作マニュアル」で基本的な使い方が説明されています。
是非、通勤途中等でも0秒思考するために、お試ししてみてはいかがでしょうか?
ThinkUP! - 0秒思考的な思考整理ツール
なお、0秒思考については、別記事で詳細をまとめていますので、よろしければこちらをご参照ください。
英会話学習で、具体的に何をしていたのか?
英会話学習が、なんで脳を鍛えるの?と思われる方も多いでしょう。でも、英会話初心者であれば、かなり頭を使う必要があるんです。特に、脳のワーキングメモリをめちゃくちゃ使います。
先程、ワーキングメモリは、脳内の『作業机のようなもの』とお話ししましたが、英会話では、作業机に英語の文章をのせて、それを英単語や英文法の知識を使って、日本語に変換する作業が必要になります。
私は、英語が話せるようになりたくて、当時毎日1時間以上は、勉強していたと思いますので、ある意味、毎日1時間以上ワーキングメモリを鍛えるトレーニングをしていたと言い換える事が出来ると思います。
英会話(学習)中は、フルにその作業机を使いっぱなしなので、かなりワーキングメモリ(作業机)を鍛えられます。もし、英語も話せるようになりたいし、頭も良くなりたいと思っているのでしたら、一石二鳥です!是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
初心者が英会話できるようになるまでの道筋を示した記事を紹介しておきます。
まとめ
私は、自分の頭を良くするために、頭の回転を速くするために、本当に何十個もの方法を試しました。その中で、特に効果の高かった3つの方法をこの記事で紹介してみました。
ただ、自分で言うのもなんですが、あきらめずに効果が出るまで続けたという事も、大きかったと思います。
何が言いたいかというと、何事もやる気というのが一番重要な気もします。ですので、効果が高いと分かっているものがあれば、あとは効果がでるまで継続するだけだと思います。是非、この記事も参考していただいて、行動を起こしていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【関連記事】
⇒【頭の回転を速くする方法】0秒思考を分かりやすく解説!スマホでも可能!
⇒ワーキングメモリは鍛えられないのか?脳トレで効果を検証してみた!
⇒【頭が良くなる】ワーキングメモリは大人でもトレーニングで鍛えられる!