頭が良くなりたい!頭の回転を速くしたい!言いたい事をスラスラと言いたい!アドリブでいろんな事を言えるようになりたい!
こんな思いをいだいている方は、是非0秒思考トレーニングを試してみてください!
1日10分。1か月続けるだけで、効果が出る可能性がかなり高いです!
私自身、この0秒思考トレーニングとちょっとした脳トレを毎日1か月続けただけで、頭の回転が速くなり、心のもやもやが少なくなり、生活全般が良い方向に改善されました。
そんな0秒思考とは何か?何をどうすれば良いかをわかりやすくまとめてみました。
目次(タップでジャンプ)
0秒思考とは何か?
これは、過去の『ダメな私』を『(ちょっとだけ)デキル私』に変えてくれたとても簡単な思考トレーニングです。
ある種脳トレ感覚で毎日10分、1か月続けるだけで、過去の自分からの成長を実感できたスゴイトレーニングです。
私自身は他に別の脳トレもしていたので、これだけの効果ではないかもしれませんが、頭が良くなりたい、頭の回転を速くしたいと思っている人に自信を持ってオススメできる、効果の高いトレーニングだと思います。
なお、私がやっていた別の脳トレに関しての情報はこちらです。0秒思考を毎日10分。他の脳トレ毎日10分で、より高い効果を得られると思います。
で、本題の『0秒思考』とは何か?
この本で紹介している思考トレーニングですね。本の表紙にも書いてある通り、まさに『頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング』です。
ひとつ自分の中でお題を決めて、そのお題に対しての『自分の考えや答え』を4~6個答えるだけです。例えば、お題が『なぜ英会話の勉強を継続できないのだろうか?』だったとしたら、1分以内にその回答をするだけです。
そして、1日につき10個のお題を回答していくだけで、1か月後には、成長した自分を実感できる事と思います。
これが0秒思考トレーニングの概略です。簡単ですよね!
0秒で思考するというのは物理的に不可能ですので、『ものすごい短時間で思考する事』を表現した言葉といえるでしょう。
つまり、トレーニングを続けていくと、物事を考える速度がどんどん速くなり、0秒とは言わないまでも、瞬間的に物事を考える事ができるようになります。
さらに、トレーニングを進める中で、自分の作ったお題にもよりますが、自分の内面を見つめなおす事や、自分の苦手な人に対して深く考える事等が頻繁にあります。
例えばお題が
・間食を我慢できない理由は何か?
・なぜ課長は自分にばかりきつくあたるのか?
・今日上司となんで言い争いをしてしまったのか?
だったとすれば、
これらのお題に回答していく事で、
・自分を改善するための答え
・今まで見て見ぬふりをしていた自分の悪い癖
・苦手な人と対応するための方法
等々、意識の奥底にあった本心があぶり出されたり、お題に対しての解決法を瞬間的に思いつくようになるのです。
つまり、0秒思考トレーニングを続ける事で、自分の悪い癖や習慣が改善されたり、苦手な人の言動もそれほど気にならなくなったりします。
言い換えれば、物事を素早く考えられるようになるだけではなく、自分の物の考え方自体が良い方向に変化します。その事により、あなたの生活全般がより良い方向に改善されることが期待できます。
0秒思考で本当に頭が良くなるのか?
こんな簡単なトレーニングで、本当にそんな風になるの?
そんな簡単に頭が良くなるんだったら、世の中頭の良い人だらけになるでしょ!
と思われる方もいるかもしれませんね。
でも待ってください。基本的に人間はみんな頭の良い生きものです。0秒思考の著者も言っています。
ここでいかに人間は素晴らしい能力を持っているかを体感してみていただきたいです。
お時間があれば、是非下の動画を視聴してみてください。
↓↓↓人間の記憶力のすごさを体感する記憶力テスト!0.5秒で写真を記憶してみよう!↓↓↓
動画を見ていただけた人は実感したと思いますが、人間の脳は、特に意識しなくても、一瞬だけ見せられた30枚の写真をほとんど記憶できるのです。
こんな素晴らしい脳力をみんな持っています。今わざと『能力』ではなく『脳力』と書きました。
そうです、みんな素晴らしい脳の力を持っているのです。でも、その脳の力を活かしきれていないのではと私は思います。
上記動画で試した、写真を記憶するという脳の力は、あまり人によって差はでないかもしれません。
写真を記憶する、つまり何かを見る力というのは、意識的に鍛える人はそんなにいないでしょうし、日々の生活をしていれば、みんな同じように物を見る事を経験していますから、物を見て記憶する能力はそんなに大差はないと言えるのかもしれませんね。
しかし、思考する力というのは、人によって大きな差があることは、みなさん感じている事と思います。
これは、人それぞれの経験次第ですよね。物事をどれくらいよく考えてきたかによっても差が出てくるでしょうし、人によって物事の考え方のクセも全然違います。
何が言いたいかというと、思考する力が弱い場合、脳の力が弱いんじゃなくて、脳の力を上手く使えていないだけなのでは?という事です。
0秒思考は、お題に対して回答する際、1分という制限時間があり、瞬間的に物事を考えるよう強制されます。これを繰り返すだけで、物事を瞬間的に考えるクセがつき、それが定着するといわゆる『頭の回転が速い人』になれるわけです。
つまり、『思考する力が弱い人≒頭の回転が速くない人』が0秒思考トレーニングを続けると、脳を上手く効率的に使えるようになり、『頭の回転が速くなる≒思考力が上がる≒頭が良くなる』という感じですね。
逆に元々『頭の回転が速い人』は、すでに脳を上手に使えている可能性が高く、脳の使い方を改善する余地が少ないため、このトレーニングの効果は小さい可能性があります。
これは、科学的に証明された訳ではないので100%の断言はできませんが、こんなシンプルなトレーニングで、本当に『誰もが持っている脳の力を目覚めさせる効果』があると思っています。
そう、筋トレすれば、筋肉が必ず成長するように!
さて、では、具体的な0秒思考の進め方の説明に移りましょう。
0秒思考トレーニングの進め方
0秒思考を具体的にどう進めるかですが、これもとてもシンプルです。
紙とペンを用意して、お題を書いて、その回答を瞬間的に考えながら書くだけです。なお、スマホアプリで0秒思考する方法はこの記事の少し下の方に記載しています。
A4の紙にボールペンで書けば良いと思います。
100円ショップで売っているクリップボードがあればなお良しです。
お近くに100円ショップがあれば、そこで購入するのも良いでしょう。コピー用紙の裏紙があればそれを使うのも良いでしょう。
なければ、上の画像のようなA4の紙、ボールペン、クリップボードをAmazonや楽天で購入すれば良いかと思います。
なお、ボールペンによっては、書きやすさが変わってきます。特にスピードを意識した場合にとても書きやすいボールペン(0秒思考の著者オススメのもの)をここで紹介させていただきています。
エイピーピー・ジャパン ホワイトコピー用紙 高白色 A4 500枚
さて、0秒思考トレーニングは、『紙とペンを用意して、お題を書いて、その回答を瞬間的に考えながら書く』と言いました。
ただ、お題と回答を書くといっても、ちょっとしたルールがありますので、それはできるだけ守るようにしてください。これらのルールは著者が長年の経験からいきついたものですので、素直に従った方が良いと思います。
・右上に日付を書く。
・回答をお題の下に4~6個程書く。それぞれの回答の書き始めは『-』とする。
・回答は20字~30字くらいで書く。
・回答は1分以内で書き終わらせる。
・1日最低10個のお題を回答する。
それでは、それぞれのルールについて細かく見ていきましょう。
お題は左上に書く。お題の下に下線を引く。
お題の書き方は、文字通り、左上に書いて下線を引いて下さい。あとは具体的にどのようなお題にするかですが、何でも良いです。頭に浮かんだものをそのまま書いてください。
いくつかお題の例を挙げてみますね。
・今度のプレゼンは準備万端か?
・人前で緊張しないようにするには?
・どうやって英語の勉強時間を確保するか?
・自分が本当に得意なことは何か?
・朝型人間になる方法は?
・彼(彼女)とどうやって仲直りしよう?
・子供に勉強のやる気を出させるには?
・来週までにすべきことは?
・夏休みをどのように過ごすべきか?
・なんで今不安でいっぱいなんだろう?
いろんな場面を想定して、いろんなお題の例を挙げてみましたが、要するになんでも良いという事です。
今何か悩みがあるんだったら、それをそのままお題にしても良いですし、何か改善したい事があるんだったら、それをお題にしてみてください。
それだけではなく、何か心にもやもやした感情があるんだったら、それを探るようなお題にしてもよいです。
また、別の日に似たようなお題を思いついたとしたら、そのお題でまた回答してみてください。似たようなお題を何回も回答していくと、その分野の理解が深まり、改めてお題にするようなことはなくなると思います。
右上に日付を書く。
これも文字通り、右上に日付を書いてください。
後で見直したときに、過去の自分の考えと比較できたりして、成長を実感できると思います。
回答をお題の下に4~6個程書く。それぞれの回答の書き始めは『-』とする。
0秒思考を始めたばかりだと、回答が4個以上出てこなかったりします。最初は仕方ないですが、それでも3個は回答を書くようにしましょう。慣れてくるとスラスラ出てくると思います。
また、回答が、そのまま次のお題になる事も多いです。
例えば、『どうやって英語の勉強時間を確保するか?』というお題の解答が『-仕事の合間の隙間時間を利用できるようにする。』だった場合、
新たなお題として『仕事の合間の隙間時間に英語勉強できるようにするには?』というような新たなお題を設定できます。
回答が新たなお題になる事で、どんどん深堀りしていく事になり、最初のお題に対しての考えをどんどん深めていく事ができます。
回答は20字~30字くらいで書く。
必ず20字以上という訳ではないですが、頭の中のもやもやを言語化する練習として、ある程度長い文章での記述を推奨しています。
例えば、お題が『会議時間を短縮するには?』だっだとして、回答が『-議題を決める』『-資料の配布』等といった短文だと具体性にかけます。
要点はわかるとしても、議題を決めてどうしたいのか?資料をどう配布するのか?配布してどうするのか?等といった細かい疑問が浮かびます。
できれば、以下のようにより具体的な回答をするようにしましょう。
『-会議の議題をきちんと決め、事前に通知して、期待設定をする』
『-会議に必要な資料は少なくとも前日までに配布し、説明時間を半減する』
こうすることで、より具体的にわかりやすくなるし、物事を深く考えるクセもつきます。
回答は1分以内で書き終わらせる。
おそらく0秒思考をやり始めると『1分以内で回答する』事がなかなかできないかもしれません。でも、それは慣れてくればできるようになってきます。
最初は1分以上かかっても良いですが、できるだけ1分以内で終わらせるように意識しながら進めてください。
また、最初は、タイマーで1分を測りながら実践してみて、1分の感覚をつかむようにしてみてください。
素早く考える事が重要です!だらだらと長い時間をかけて考える事はしないようにしてください。
素早く考える事を続けていく事で、脳の使い方が洗練されていくのか、はたまた脳が鍛えられるのか、少しずつですが、思考の速度が上がっていくのが感じられますよ。
1日最低10個のお題を回答する。
1個のお題につき1分なので、一日10分で済みます。
10個のお題に回答するだけで、大体その日の気になる事、思いつくことは整理する事ができると思います。もちろん足りなければそれ以上回答すれば良いと思います。
重要なのは、毎日継続する事。毎日10分の0秒思考をスピードを意識して毎日続ける事。継続さえできれば、1か月後には、成長を感じられると思います。
私自身、半信半疑ながら、毎日10個のお題に答える事で、1か月後には、本当に頭の回転が少し速くなったと感じましたし、心のもやもやが少なくなりました。
さて、ざっと、0秒思考の進め方の概要を述べさせていただきました。そんなに難しい事はないと思いますので、上記で説明した内容を1か月続けるだけで、変化を感じられる可能性は高いです。
なお、より詳細を知りたい方は、0秒思考の書籍を購読する事をお勧めします。
スマホアプリで0秒思考をする方法!
0秒思考の筆者である赤羽さんは、A4用紙を用いた方法を推奨していますが、スマホでもできます。A4用紙に書き込めない状況は良く発生すると思いますし、人目のあるところで書き込むのが恥ずかしいというのもあるでしょう。
そんな時は、スマホアプリで0秒思考を実践してみてはいかがでしょうか?とてもシンプルですが、0秒思考を進めるうえで必要な機能は全て備えていると思います。
後から検索もできますし、0秒思考にかかった時間なんかもデータとして記録しているので、後から「思考速度がどれくらい上がったか」の確認等もできると思います。ダウンロードしたら、下のメニューから「設定」⇒「操作マニュアル」で基本的な使い方が説明されています。
是非、通勤途中等でも0秒思考するために、お試ししてみてはいかがでしょうか?
まとめ
人間は、常に何かを考えながら生活をしています。何か物事を考える時には、必ずなにかしらの『判断』や『決断』がつきまといます。
0秒思考を継続することで、この判断や決断が、本当にごく短時間でできるようになるのです。
『判断』『決断』が瞬間にできるようになると、生活が変わります。少し言い過ぎかもしれませんが、本当に生活が良い方向に改善されるのです。
元々頭の回転が速い、頭の良い人にとっては、効果が少ないかもしれませんが、過去の私のように『自分が頭の回転が速くない』等といったコンプレックスを抱いている方は、騙されたと思って1か月続けてみて下さい。
正しいやり方で続ければ、あなたの思考速度が速くなって、物の考え方を変わって、生活が一変しているかもしれませんよ。
長い文章をお読みいただきありがとうございました。
当ブログでは、他にも、あなたの脳の鍛えて、頭を良くしたいという思いに応える記事を用意しておりますので、
よろしければ他の記事もご参照いただけましたら嬉しいです。
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