学習法 音読トレーニング

英語の発音はカラオケ感覚で憶えてしまおう!

2017/04/09


「英語力ゼロからの音読トレーニング!~実践編~」の中で、まずは、音読を実践する手順を以下のように示し、この一連の手順を1セットとして、日を改めて合計5セット実施するのが良いと説明させていただきました。

本記事は、手順2:テキストを見て音声を聞きながら音読(特に発音を意識)を説明させていただきます。

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手順2:テキストを見て音声を聞きながら音読(特に発音を意識)

正しい発音で音読を繰り返すことで、それを身体で覚え込む事ができます。そうなると、リスニングに関しても理解しやすくなります。それだけじゃなく、スピーキングに関しても、どんな単語を使ったかという事が相手に理解してもらいやすくなります。

きちんとした発音を学ばずに、日本語訛りの英語を話す人はたくさんいます。実は私の部署(研究開発)でもそういう人が結構多いです。個人的に、理系のエンジニアだとそういう感じの人が多いと感じます。

とはいえ、日本語訛りでも、要点をおさえた発音をすれば特に問題はないと思います。

問題なのは、日本語特有の発音にひきずられて、英単語に音の強弱をつけなかったり、逆に変につけたり、文章全体のリズムがおかしかったりする事です。そうなると、そもそもどんな単語を発音したのか理解されにくくなります。

英語というのは、日本語よりも、音の強弱やリズムなどが大事な要素をしめています。逆に言えば、そういった大事な要素をおさえれば、多少の日本語訛りが入ったカタカナ英語であっても理解してもらえるのです。

でも、せっかくなので日本語訛りを抜け出しましょう。音読教材ではネイティブスピーカーの音声が付いていますから、その発音を真似しましょう。

で、本題なのですが、この手順2では、テキストを見て、さらに音声を聞きながら音読とあります。英単語単位での発音は手順1で覚えますが、ここでは、文章全体の発音を覚えます。

英単語単体の発音は理解しているのに、英単語が組み合わされた文章になると、途端に何を言っているかわからなくなることが結構あります。

何故かというと、英単語の組み合わせによって発音が変化するからです。

例えばこの文章、
I don't even know that.

日本語訛りだと、
アイ ドント イーブン ノウ ザット
という感じでしょう。

ですが実際の発音は、
アイドンニーブンノウザッ
という感じになります。

イーブンという単語がニーブンに変化しちゃうんです。evenの前の単語がdon't ですが、'tがほとんど発音されずに、その前のdonとevenがくっついてドンニーブンになってしまうのです。

このように英語では、語尾がきちんと発音されなかったり、単語同士がつながって発音される事が多いです。(初心者用の音読教材だと、わかりやすく、きちんと発音されているかもしれませんが...)

これは、何回も聞いて音読して覚え込むしかありません。このような単語のつながりによる変化は法則性があるので、まとまった量の音読をこなしていくと、その法則が意識せずとも徐々に分かるようになってきます。

また、文章全体のリズムや、イントネーションなども、状況によって変わることもあります。だからこそ、文章の意味をただ追うだけでなく、状況をイメージしながら発音を意識する事も重要なのです。

とはいえ、手順2では、発音を覚えて、自分でもその発音を真似て言えるようにする事に集中しましょう。文章の意味やイメージを集中しながら音読するのは手順3以降で良いです。

では、どうやって、発音を真似ていけばよいでしょうか?

カラオケだと思って真似てみましょう!

要するに、音声を聞きながらテキストを音読するのです。正確には、音声と音読を同じタイミングにします。

ちなみに、音声と同じタイミングで音読する英語学習法を、オーバーラッピングといいます。音声の上から、音読の声をオーバーラップ(包み込む)させるからですね。

音声と自分の声を重ねることで、微妙な違いがわかります。その微妙な違いを感じ取り、自分の発音を微調整していくことで、発音を(教材の)音声に近づけていく事ができます。オーバーラッピングで、このように身体で発音を覚え込めるのです。

細かい息づかいも注意して聞いてみてください。発音はもちろんのこと、息を吸っているところ、音の強弱、リズム、とにかく全て真似てみましょう。あ、女性ナレーターの高い声まで、男性が真似しなくても良いですからね(笑)。

最初の1セット目では、文章全体の発音を覚えきれないかもしれません。特に毎回つまづく箇所があったらそこだけを集中して繰り返し音読すると良いでしょう。

音声の特定の場所を繰り返し再生する方法は以下の記事で説明しておりますので参考にしてみてくださいませ。
⇒英語の音声速度を遅くして音読を簡単にする方法!

特定のつまづく箇所を攻略できて、教材音声に合わせて、音の強弱、リズムにも注意して、8割程度真似できていればokです。そうしたら次の手順3へ進みましょう。次の手順3では、音声を聞かないで音読しますので、ここで発音を覚えることは重要な作業です!

一度発音を覚えてしまえば、おそらく2セット目以降は、この手順2の音読回数をかなり減らせる事でしょう。

以上、「手順2:テキストを見て音声を聞きながら音読(特に発音を意識)」でした。

それでは、次の手順にうつりますね。
⇒手順3:テキストを見ながら音読

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